■空想の世界、という話

ハロー!ヒロポです。

僕は眠っているのか覚めているのか分からないまどろんでいる状態が好きで、1日の中でなるべくその状態を増やそうとしているのだけど、夢を見ているような見ていないような何もかも曖昧な感じですべてどーでも良くなるので皆さんにもオススメしたい。無料だし。
本当は「目が覚めているけど身体が動かない状態」であらぬ事でも妄想しているのが楽しいのだけど今朝はしっかり夢を見てしまった。こんな内容。
 
テレワークが流行っているけど夢の中の僕は廃学校で仕事をしていた。そこにたくさん人が押し寄せてくるのだけど何やら10分後にイベントがはじまるらしい。
「てめーどけクソ!邪魔!」
ひどい言われようだな、このやろー!
どんなイベントか知らんけど!このテレワーク中のおっさんの正体はヒロポじゃい!誰も知らんだろうけど。僕は即興で叫ぶように歌った。
 
 
くーそーの世界へ行こう
きみとふたりでレッツゴー
くーそーの世界へ行こう
みんなで一緒にレッツゴー
 
この世界はくそすぎる
普通の人間悪すぎる
普通に生まれて普通に生きて
普通に死んで地獄行き
 
くーそーの世界へ行こう
ノートとペンを用意して
言葉でクソを書いてみよう
間違いなんて間違いなのさ
 
世界を言葉で切り取ろう
ここでは言葉がすべてだから
写実や浪漫で欺瞞や愛を
ノートを破りペンを折り
 
くーそーの世界へ飛び込もう
世界の真実どこにある
くーそーの世界へ飛び込もう
この世界はクソ過ぎる
 
美しいは目を閉じなければ
見つけられない鞄の中では
目玉をくり抜き果てまで投げて
手探り這ううち君に会う
 
手と手が触れて命が生まれ
その子も目玉をくり抜き果てへ
時経て君もその日を迎え
目を閉じなければ見えない世界へ
 
世界が美しいで満ち足りている
も一度ノートとペンを取り
一本の線を引くことで
そちらとこちらを区別する
 
くーそーの世界へ行こう
この世はあまりにくそすぎる
くーそーの世界へ行こう
見つけられたよクソな僕
 
 
 
こんな感じの歌を歌ったところで、誰かが小さな声で「死ね」と言ったのが聞こえた。
ハハ、やっちまったわ、まーそーだよね、死ぬわ(死なんけど)。と思いながらとぼとぼとその場を去った。
 
けれど、ひとり声をかけてくれた人がいた。ふたりで喫茶店に入ってコーヒーを頼んだ。さっきの僕を良いとも悪いとも言わないで、何かいい感想がもらえると嬉しいなと思った。でも自分でもいいと思えなかったさっきのパフォーマンス。そうか、これは壺や絵を売られるパターンかな、めんどうだなと思った。一方であれ、サイフ持ってないかも、コーヒー代どうしよう、お金貸してくれるかな、おごってくれるかもれしれないし、なんとかなるかな。考えがまとまらないや、ちくしょう、それにしても終わってんな僕は。
と思いながら目が覚めた。
 
 
写真はまったく関係なくて、先日みつけたなんかすごいトイレです。それではみなさんお元気で。
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