■水中写真と昆虫接写。ウニがうらやましいという話と昆虫の祖先は隕石に付着した微生物なのかという話
ハロー、ヒロポです。
みんなコロナ生活楽しんでいますか?
僕が楽しんでいるのは写真撮影。この夏、海や山で撮影した写真と雑文を載せます。
海に潜る
海の中は陸と違う風景が広がっている。音の聞こえ方も普段と違う。魚はもちろん岩にへばりついている色とりどりの全てが生命体であると思うと、息が吸えないことも忘れて何かを探してしまう。海の生物の中で、僕はウニが好き。彼らは数億年の昔から今と同じ生活を無心で行っている。僕はというと何千年前から誕生した人間として生まれて社会生活を送っているわけだけど時々よくこんな生活嫌だな~うんざり、なんてしょっちゅう思ってしまう。しかしウニはそんなこと思わない。目もない、耳もない、しゃべらないし、なんなら脳みそもない。生き物として非常にシンプル。無駄がない。ウニすごくないか?生命として完成されてる!とリスペクトしながら丼飯にたっぷりのウニをのっけて思いっきり食べ尽くしたい!
山で見つける
昆虫やうんこ、植物、岩石。普段生活している陸地もカメラを持っていると、瞬間や状況を切り取って保存しようと視点が注意深くなっていることを感じる。小4になった昆虫ボーイ(岩石、化石好き)と一緒に過ごしていると題材に困ることはなく、彼が山の水路で捕まえた水生昆虫を接写させてもらった。僕にとって昆虫の魅力は何といっても翅だ。哺乳類や両生類、爬虫類、鳥類、魚類の羽やヒレはなんとなく共通性があって理解しやすい。しかし昆虫の翅!あれはなんだ?脚が6本あってそれとは別に4枚も翅がある!卵→幼虫→蛹→成虫といった完全変態と呼ばれる成長過程もすごい。特に蛹。外殻の中で一度ドロドロに溶けて成虫の形になるなんて不思議すぎる。中には「昆虫は隕石に付着して宇宙空間からやってきた微生物が地球環境に適応して進化した」という説を信じる人がいるのもうなずける。とはいえ昆虫は地球で最も種類も数も多いと聞くし、異端なのはむしろ僕たち昆虫以外の生物だ。地球外から来たのは僕たちの祖先かもしれない。
食虫植物は虫がいないと生きていけない。
食虫植物は土壌の栄養が乏しい環境に適応したとのことだけど、虫にとっては食虫植物がいない環境は心地よいのだろうか。
いやさ、人がいなければコロナウイルスはいなくなるなと思って。
でもコロナウイルスがいなくても人は居続けるよね、きっと。
共存するのか、殺すのか。
僕たち生き物は食ったり食われたり忙しい。
やっぱ翅かっけー。。