04/08/22 麻布のお祭りの巻


2004/08/23 19:26:42


秋葉原に行っただけでヒロポの一日は終わらない。
あんなオタク王国より楽しいとこに行くぜ。
麻布でお祭りがあるというので、行ってきた。
すごい人。


このあたりは国際色豊かな土地のため、たくさんの外国の出店がある。
見たことも聞いたこともない料理がたくさんあった。
肉の串焼きを「じゅるじゅる〜」と食べていたらかわいい女の人に
「それどこですか〜」
と聞かれ、祭りは素晴らしいと思った。


モーニング娘。が歌っていたのですごい人だかりだ。
「なっちー!」
と叫んでみた。


なっちを一生懸命撮るお父さん。


その辺にタトゥーした散歩外人の連れている犬までもがハッピを着ていたりしてとてもお祭りらしい。
しかし、リンゴ飴はなかなか売っていなかった。
アンズ飴がほとんど。やっとこさリンゴ飴屋を見つけた。

あと、色付きのヒヨコ釣りも無い。
そんな残酷なものはもうないのかしら。
だったら金魚&亀すくいはオッケーか?
段ボールに「亀すくい200円。取ったら1000円で買って下さい。」と書いてある。
ズコ〜。
ヒロポは子どもの頃、お祭りでピンクのヒヨコを釣ったがなかなか死なず、だんだん毛が生え替わり、とうとう普通のめんどりに成長した。
しかも2羽。
ヒロポとしてはかわいいヒヨコ(ピンクと、もう1羽は緑だったかなぁ)からめんどりに成長するのは理不尽だったが、気持ちを入れ替え、たまごを産ませ、にわとりを増やし、養鶏所を作り、経営し、一儲けしようと企んでいたのだが、ある日、ヒロポのめんどりは田舎に引き取られてしまった。
ヒロポはもちろん反対したが、親の権力には逆らえなかった。
久しぶりに田舎で再会しためんどりはますますめんどりっぷりを発揮していて、もう2度と「ぴよぴよ」とは鳴いてくれなかった。ちょっと怖くなってたし。
数ヶ月後、もう一度めんどりに会ったときヒロポはすでにめんどりへの興味を失っていた。
そのせいか、めんどり2羽の姿はどこにもなく、安いネットで作られた即席の養鶏場はもぬけの空であった。

「にわとりどこやったん?」

幼いヒロポは祖母に聞いたが、

「猫が食べたんやわぇ〜。」

という返事が返ってきた。
興味が薄れたとはいえ、夢を見させてくれためんどりの死はショックだった。
でも、猫はかわいがった。