ディズニーシーの巻 04/08/24(火)


夏休みっぽく、ディズニーシーに行きました。
アフター6パスポートを使えば、夜6時から閉園まで、2,900円でハメをはずせる。
行きの電車内で子どもとはしゃぐお父さん。
「あれ、ディズニーランドだっぺ〜!」
いや、マジで言ってたんだって!

ディズニーシーのイメージって、富豪のミッキーがおまけで手広く商売してるって感じ。
実際、あまりディズニーっぽくなかった。
海底2万里とか、アメリカの船とか。なんだっけそれ?
たまにミッキーが現れて、
「みんな楽しんでるかーい?」
などと聞いてくる。
ディズニーランドで忙しい他のキャラは出てこない。

食べ物も狂ってる。
『ブラビッシーモ』を観ながら食べようと、ポップコーンを買ってみたら、ストロベリー味だった。
浮き輪型の肉まん。(マシュマロみたいだ)
ノーチラス号の食堂では3色の細長い餃子。(写真とったらうんこみたいになったから載せない)
極めつけは「いなりドック」ときた。
おいなりさんとホットボックが合体した姿は、ヒロポじゃなくてもちんこを想像してしまうだろう。実際はそんな下劣な食べ物ではありません。
いずれもおいしいのが恐ろしい。

それでも、キャラとしてはB級のアリエルのエリアがステキだった。
閉館15分前に『アンダー・ザ・シー』のショーを見た。
15分間の歌と夢の競演。
空中で(本人たちは海中のつもりだが)くるくるとアリエル(のコスプレの外人)や人間の股間にキャラが刺さっているカニのセバスチャンがかわいい。
ストーリーはこうだ。
暗い海の底で暮らす人魚、アリエルは地上の暮らしに憧れる。
「地上はきっとステキだわ。私にはともだちもたくさんいるし、美しい海底は好き。でも、何かが足りないの!」
ヒロポはこんな腐れ地上捨てて海底に行きたいよ。
そこで登場、海の魔女。タコ。天井が割れて、巨大な顔が出現する。
8本の足は人力だ。かっこいい。
「地上は素晴らしいぞ、美しいぞ、お前の魂と引き替えに、、、」
そこでカニ
「アリエル〜。だまされちゃダメだ!ともだちはどうなる?父上様は?私は一体どうなるというのですッ!?」
アリエルはというと、
「そうね。やっぱり海の底がいいわ!」
悔しがる海の魔女。

・・・・・。

あんだーざしー♪
あんだーざしー♪
あんだーざしー♪


結局、地上には行かず、海の底の生活に甘んじるアリエル。
セバスチャンが、
「幸せは、手の届くところにあるんです!」
と、締めた。・・・脱力。

楽しいわ、ここ。