『君が描いたマンガの世界』

君がくれた レコードを聴いて
夜が夜が 更けていく
君がくれた 文庫本読んで
夜が夜が 明けていく


 君が描いた
 マンガの中では


  素敵なことしか起こらないけど
  必ずさぁー
  君は僕を残して先に
  死んじゃうねぇー
  君だけがさぁー
  僕を残して
  死んじゃうね


君のくれた 文庫本抱え
歩く歩く 街へ向かい歩く
君と行った 映画館の闇の
カラカラカラカラ 映写機の音
 

 スクリーンにはスタンドバイミー
 君が好きなスタンドバイミー


  君が作ったマンガの世界じゃ
  必ずさぁー
  男の子は女の子にふられて
  死んじゃうねぇー
  君が先にぃー
  僕を残して
  死んじゃうね


街を抜けて 君が住んだ部屋の
表札変わって いたけれど
階段下の 自転車置き場に
君の大切な 自転車が待ってた


 ふたりのり してるみたいで
 ふたりぶん 涙がでたよ


  君が書いたマンガの世界じゃ
  必ずねぇー
  最後のページで自転車壊れて
  死んじゃうねぇー
  君が先にぃー
  僕を残して
  死んじゃうね


   君と一緒に
   いきたいなー
   どこへでも
   いきたいなー
   君を連れて
   いきたいなー
   どこまでも
   いきたいなー


金曜日の出勤前に一番が出来た。
それから、駅まで歩きながら、電車に揺られながら、携帯で書いたら出来た。
自分で書いておいて、涙ぐんでしまった。クウゥ。
実体験を歌詞にするなんて全くなかったが、今回は所々入っていて、そんで、せつないわ。
ふーくん、マエダくんも気に入ってくれたような、そうでもないような、でもオッケーが出たのでよかったよかった。