本日、大舞台に立ったバイナリキッド！
ラッキィ池田氏率いる「元祖一発屋」、本業がＡＶ監督のメディアも注目しているバンド「CAMPAKEX」、ビジュアル界で有名な「SEX-ANDROID」、ヒロポはよく知らなくて申し訳ないけど普通に売れそうな歌をうたっていたヒップホップ集団「デジカット」、そして「DJ:MURA」というパフォーマンス色の強いバンドが集まったライブだった。
ｹｹｹ。
こんな大舞台で、めちゃくちゃやってやったよ！
バイナリキッドの出番は、「デジカット」がステキな歌を披露した後の事だったんよ。
前半、『オーマイガー』『ハロー！バイナリキッド』などで、吉本の芸人たちを始め、お客さん、結構盛り上がったんだよ。ホントに。普通に。
次に、『ベントラー』をやったんだ。初披露のピコピコバージョンだよ。しかしここで、天使が降りてきてさ、ミシガンにいたずらしやがった。顔に巻いていた包帯が、ズリズリ落ちてきて、メガネはずれるわ、歌は歌えないわ、おもしろいことになってきたけど、天使じゃなくて、悪魔かなんかだったのかもね。
今まさに包帯がずり落ちかけているミシガン。最終的には素顔を晒すはめに。
次に、『アニマルガール』をやったんだけど、ステージ前で「オイ！オイ！」って騒いでくれてる吉本芸人の人たちが、本当に申し訳ないけんど・・・邪魔でしょうがなくなってきた。
だって、こっちは一生懸命さ、今日のために寝ないで曲作って、練習して、ホントに歌いたいことを観て欲しくて演奏してるのに、ただ騒いでるだけなんだもん。ヒロポの一挙一動に突っ込みいれたりなんかしてさ。芸人魂見せ付けちゃってさ。いや、悪くは無いと思うよ。やっていいよ、そういうこと。盛り上げようとしてくれてるんだよね。自由だと思う。でも、だったら、ヒロポだってコイツらうるせーなーって思ってもいいはずだ。だって、気を使って、無理に盛り上げてくれたりとか、しなくてもいいもの。バイナリキッドは、いつだって、差別されるべき音楽をやってるんだからさ。
だから、やってやったよ。ステージ前でむやみに騒いでるやつらに向かって皮被ったクセーちんこ出してやったよ。おしっこかけてやろうかとも思った。でも、大人気ないよね。「うるさいからあっちいけ、迷惑」って言えばいいのに、気が弱くてさ。こっちも対抗意識燃やして、ちんこ出したりしてさ。「もう二度とちんこは人前で出さない」なんて言ってたくせにね。だけど、出してよかったよ。意味があるちんこの出し方だったよ。それがわかってくれる人なんていないだろうけど、自分で納得できるちんこの出し方だった。美しかった。
今日は母親が来てくれたんだけど、結構楽しんでくれたみたい。笑ってたよ。優しいお母さんだよ。こないだ誕生日に堂本光一のＣＤプレゼントしたらすごく喜んでくれた。調子に乗って、今日の演奏はお母さんに捧げます。
『恐竜に会いに行こう』『名前ファンファーレ』『ゴリンジューボーイ』と続けたけど、ちんこ出すくらい頭に来てるのもあって、しゃべりがダメだったなー。つなぎが悪かったと反省。
おかしかったのは、『ゴリンジューボーイ』の後、ミシガンに「大丈夫？ピーポー車呼ぶ？」って聞いたら、「いや、救急車・・・」って冷たく言われた。
「いや、ピーポー車。」「いや、救急車。」「いや、ピーポー車。」「いや、救急車。」「いや、ピーポー車？」「いや、救急車。」「いや、ピーポー車。」「いや、救急車！」「いや、ピーポー車！」「いや、救急車!!」
奇跡的に、そのまま曲になった。
この男、観てる人はわかんなかっただろうけど、かなり怒ってました。そしてこの後このギターがとんでもないことに。
で、最後にやったのは、今回のライブために作った、つまんない曲。
ファミコン音を流しながら、ヒロポが延々としゃべるだけの曲なんだけど、始めのほうは、なんかおもしろいこと言って笑わせた方がいいのかなーって思ってたから、
ぼくの父はアブトロニクス（お腹に巻いて、電流を流してﾋﾞｸﾋﾞｸ腹筋運動するやつ）をつけたまま眠ってしまって、あれって、一分間に何十回も腹筋したのと同じ効果なんでしょ？
だから一晩で、何千、何万回も腹筋しちゃったというわけ。父は３日くらい「めっちゃ腹が痛い、死ぬ」と言ってた。
という話をしてたんだ。ま、つまんない話。
受けてたけど、なんか、こんなんじゃダメだと思ってさ。
そんな楽しい父ですが、実は、ぼくが高校の時、母親と再婚してやってきた父親なんです。
いっその事、こいつらまとめて全員引かせてやろうと思ってさ。曲の途中で鬼畜話にかえちゃった。
で、ぼくが高校の時の話なんだけど、同じクラスに田村君って男がいて、不良だったんだ。
そいつも片親かなんかで。で、田村君は、ある女子生徒をいじめるわけ。
原川さんっていう人で、確かにメガネかけてて、ブスで、髪の毛ボサボサでフケとかすごくて。
ぼくはいじめを見てるだけだった。
そんなあるとき、突然、田村君がぼくに話しかけてきて言ったんだ。
「おれ、セックスしたぜ。・・・・・・・・原川、レイプしたんだ。」
って。原川さんは２・３日学校を休んだよ。当たり前だけど。
でも、しばらくして学校にやって来て、朝礼の時に突然立ち上がってでっかい声でこう言った。
「わたし、田村君にレイプされました！」
それから、原川さんはメガネをコンタクトに換えて、ストパかけたりして、美人さんになっちゃってさ。
いままで田村君と一緒になっていじめててた女子グループとも、仲良くなっちゃった。
逆に田村君は今まで人気ものだったんだけど、みんなから徹底的にシカトされるようになった。
もう、この頃になると、吉本の芸人さんたちも飽きてきたんだろうね。
「なんで俺たちがこんなに盛り上げてやってんのに、バイナリキッドとかいうやつらはワケのわからん話をいつまでもしてんだ？」
中には、そう思った人もいるかもしれない。いや、もう、ある吉本芸人は、ハッキリ言ったんだ。
「長い〜！」
だってさ。そのまんまじゃんね。ヒロポはもうあったま来てね。
話が長いのは確かだけど、あんたは田村君と原川さんの話を聞いて何も思わんのか？
原川さんは、「わたし、田村君にレイプされました！」ってみんなの前で言ったんだぞ？
頑張ったんだよ、あんたにそれが出来るか？みんなの前で、「レイプされました」って告白できんのか？
ひとしきり叫んで、「これで、終わります。」（うひゃ〜）
そしたら、皆様から、盛大なブーイングをいただきましてね！
だから、「おれもお前も、何にもできねーんだよ！」って叫んで、ギター叩き壊して帰った。
ホント、怒りが込み上げてたんだろうね。
言っとくけど、ヒロポのお父さんは、ホントの父親ですからね。
あれは作り話です。
元祖一発屋は、さすが、見事なショーだったよ。
楽屋で、ラッキィさんともおしゃべりしたし、他の芸人さんとも、ちょっと話したよ。さっきはあんなに腹が立ったけど、それはヒロポがちっぽけなだけだからさ。もういいんだ。ヒロポが怒ってたなんて、相手は知らないわけだし。それに、もう、腹なんて立ってない。
あと、セクアンメンバーの楽屋でのマル秘話、楽しかった。
これはナイショだな。ごめんよ。
セクアンは美少女たちが入り待ちしてて、プレゼントなんか渡しちゃってた。
ヒロポなんて女でも男でもなんでもいいのにさ。
業界の人も観に来てたんだけど、わりと、ぼくらを誉めてくれました。
がんばろー。よくわからんけど。
おまけ画像。
ゴリンジューボーイのはじまりと終わり。
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ジャーン。
悲しいお知らせ。
バイナリキッドはしばらくライブしません。
練習しまくります。
復活は11月12日秋葉原の「和スタイルカフェ」店頭で「中野アニソン燃／萌ギター研究所」企画の合同ライブにて。（結構すぐだな）
お楽しみに!!!
