天才の殉教vol.3

うおぉッ!
まず!今日のライブ来てくださった方ありがとうございました〜!!
そしてパラダイスのみんな誘ってくれてありがとう!
さらに、共演のみなさんお疲れ様!


今日はパラダイスのイベント「天才の殉教vol.3」に出演でした。開始直前にコマ劇場の前で告知ライブをしたよ。パラダイスの天才ドラムボーカリストはじめ君とセッション。楽しかった。歌舞伎町のホストが親指下に向けやがって、そんなんなら殴ってくればいいのにとわたくしエロメガネヒロポは思った。殴ってくれて構わないんだ。すぐに殴りかえしちゃうと思うけど。うー。今、乱暴で物騒なこと書いたけれど、僕はパラダイスのイベントに出ることを光栄に思ってる。だからみんなに「天才の殉教」を知ってもらいたかったんだ。そんだけ。


今日はいつもとがらりとセットリストを変えてみた。わりとゆったりうっとりした曲中心。そんな曲バイナリキッドにあんのかって思う諸君もいるかもしれないけど、あるにはありますよ。あんまないんだけど。
でも、いきなり1曲目『カロス』でダイブしたら口ン中切って血ぃ吐いた。痛い。お陰でライブ中全然冷静でいられなかった。
まだまだヘタクソだし、感動なんかこれっぽちもさせらんないかもしれない。でも、「バイナリかっこよくなった!」「ミシガンすげぇ!」「よくわかんないけど好き!」「なんかへん!」という人もいて、よし、がんばろう、やるしかねぇ。ていうか、やるかやらないかしか選べねぇ。だからやる!と思った。いつもそう思う。










けれど、僕はもう会えない人に会いたくて堪らなくなることがある。悲しいから、笑い飛ばしたくなる。だから、そんな歌ばかりできる。
今日は演奏しながら、もう、会えない人には会いたくっても会えないんだと分かった。いや、知ってたよ、バカじゃないんだし。でもなんていうか、僕の脳みそに、突然僕自身が理解させられた。僕はずっと、君が描いたマンガの世界に飛んで行きたいと思ってた。いつか飛んで行けると思ってた。でもちゃんと、そんなん無理だし。悲しいけど。とも思ってた。
だけどさ、それはさっき言った「やるかやらないか選ぶなら、やるしか選べない」ってのに矛盾してるよね。いざとなった時に、「僕はいつか飛んでっちゃうからこんなくだらねー世界と自分なんか知らん」じゃダメだよね。

ダメなんだ、それじゃあ。知ってるけどさ!でも分かんなかったんだよ。
僕はもう死んじゃった友達や、さよならした恋人や、いなくなった猫には関われない。だってすでに僕の中にしかいないんだ、あの頃の君たちは。そして僕の中の君たちは、きっと誰にも理解してもらえない。









口ん中痛いからハチミツ塗っとく。
写真は、バイナリグッズのお品書きです。寄せ書きみんな書いてね。しょーもないこと。