おとなの悩みに子どもの涙の巻

妹の女子担当ちゃんが久々にヒロポ家に遊びに来てくれた。
受験生、いろいろ大変だね。ごくろーさま。
楽しい時を過ごすべく、ヒロポの友達をたくさん呼んだ。3?くん、ふーくん、くみさん。もっといっぱい呼びたかったけど、狭いからね…。
グラタン作って食べて、から揚げ作って食べて、スープも飲んで。
女子ちゃんのお土産は大分名産のカボス。おお、良い具合に「いいちこ」があるではないか!
クラムボンはかぷかぷ呑んだよ。ういー。
マジメな話もしたしバカな話もしたけど楽しかったのでもう忘れた。

・・・しかしその夜、ヒロポはまったく眠れなかった。
なので、自身の受験の時とか思い出したり、これからの日々のことを考えていた。はたまた、イラクでの戦争や、アフリカの戦争、子ども達のこと、紀宮様は国際結婚したらいいのに、とか、友達のこととか、家族のこととか、生活全般と音楽に関わるように考えていた。暇だ。
くみさんにビョークのベストを借りたので、それを聴く事にした。
瞑想に入る、深夜3時。
吸って、吐いて、吸って、吐いて、吸って、吐いて、吸って、吐いて・・・。
だんだん、体と脳みそがしびれて、ビョークの声がだんだん遠くなったり、近くなったりするのを楽しみながら。イメージはたくさんの小人が畳の下に隠れていて虫たちと一緒に地面に引きずり込むというもので。
ハッと気付いたら体が冷え切っていた。空がほんの少しだけ明るくなっていた。
寝ていた誰かが屁をこいた。