結果◆しょこたんはジャケを描いてくれるのか!?


正直、無理だよな。
完全に。
無理。
とりあえず、憑依状態で書いた企画書読んでください。
でっちあげだろうがなんだろうが、しょこたんにジャケ描いてもらいたいもん。

株式会社ワ○○○エンターテインメント
中川翔子様 ご担当○○様                     2007年6月8日 
                        ごっこレーベル代表 クドウヒロポ

【企画書】中川翔子様へイラスト原稿依頼の件【再送】

お世話になっております。先日はお電話にて失礼いたしました。
ごっこレーベル代表および、バイナリキッドのクドウヒロポです。

「現状、イラストを描くだけならば難しい」との○○様宛てに、中川翔子様へ我々バイナリキッドのCDジャケットイラストの依頼の企画を、より具体的なご提案といたしまして、本書を再送させていただきます。
また、書き下ろしでなく、イラストをお借りする使用承諾だけでもと考えておりますので、どうかご一読お願いいたします。


◆まず、バイナリキッドとは何者なのか? 商品になりえるのか?

我々バイナリキッドは先日の依頼書にも書かせていただきましたように、「かわいいファミコンサウンドと血もたぎるようなパンクサウンド」を融合させたばかりでなく、「学ランでメガネでハチャメチャパフォーマンス」で演奏を行うという、「他に例をみない個性」を持ったバンドです。そんなバイナリキッドが満を持して発表する今回のCD『ギザ!バイナリキッド!〜俺は人間をやめるぞォォォッ!〜(仮)』は多数ゲストを迎えた意欲作になっております。本作品はごっこレーベルから発売される5作品目になり、全国流通はもちろん、雑誌媒体への広告を出し、他の大手レコード会社からの発売も目論んでおります。
ターゲット、およびファン層は「少年少女期に80年代を過ごした人々」、そしていわゆる「腐女子(BL好きの女性たち)」「オタク(アキバ系・中野系)」、「普段テレビで流れないようなインディーズ音楽愛好者」が多く、また、お笑い好きの女子中学生から、演劇好きのサラリーマンまで、一度ライブを見れば忘れられないインパクトで、幅広く浸透しております。が、現状メディアにはほとんど出ておらず、ほぼ無名状態ではあります。しかしこの「奇妙で無名のバンド」ということが、中川翔子様とのコラボレーションに商品価値を与える決定的な武器になることを、詳しく説明いたします。

◆ アイドルタレントが珍妙なバンドを有名バンドにのし上げた
一例を提示いたします。

水中、それは苦しい」というバンドをご存知でしょうか。即興アコースティックパンクバンド、音楽フリークの間では大人気のバンドです。中川翔子様もレギュラーをお持ちのGyaoで、ボーカルのジョニー大蔵大臣さんと猫ひろしさんのTV番組『きんちゃんぎんちゃん』がスペシャル番組が放送されるなど、徐々に一般層へも知名度を上げております。
水中、それは苦しい」は『安めぐみのテーマ』をという歌を発表し、キャリア10数年にして、ついに渋谷のライブハウスクアトロを満員にするまでになりました。チケットは即日完売、入りきれなかった人もいました。(*今回のバイナリキッドCDにジョニー大蔵大臣さんもゲストボーカルで参加。)
これは、安めぐみさん本人がこの曲、このバンドの存在を公認したことがヒットに繋がったと言える、非常に稀有なパターンです。また、安めぐみさんのファンであった著名人、たとえばリリー・フランキーさん、みうらじゅんさん、峯田和伸さんが、各メディアにおいてそんな安めぐみさんを取り上げたことが、安めぐみさんの人気を押し上げたことは否めません。これは一般層だけでなく音楽フリークへも、大きな影響を与えたと言えます。
上記著名人の方々が『安めぐみのテーマ』および「水中、それは苦しい」を各メディアで取り上げたことが、バンドの人気のみではなく、安めぐみさんの人気も上昇した一因と考えることはできないでしょうか。
しかもその嵐の中心は、上記著名人でもなく、「水中、それは苦しい」でもなく、あくまでも安めぐみさんという、ひとりのアイドルタレントが軸であったのです。




中川翔子様のマルチな才能を「作品として」世に!

中川翔子様がテレビ等メディアを通じ、その素晴らしいキャラクターのみならず、多面的な次世代アイドルとしての才能を兼ね備えた方であることは、ファンのみならずとも、多くの人に認知されております。そしてその中でも取り分け、玄人裸足の高度かつユニークなイラスト技術がますますファンを惹きつけています。
しかし、そのすばらしいイラストが、これといった商品として世に出回っていないことは非常に憂うべきことなのではないでしょうか。現状ではテレビ画面の中などでしか観ることができない中川翔子様のイラストを、新たな魅力としての商品、作品にすることはできないでしょうか。私共が、中川翔子様の魅力をさらに広げる役割を担うことになると確信しております。近い将来、イラストレーター、アーティストとしての中川翔子様を見る日が近いことは、想像に容易いことですが、そのお手伝いをさせていただけないでしょうか。
たかだかインディーズバンドのCD一枚で何が変わる、とお思いかもしれませんが、中川翔子様のたった一枚のイラストを我々に使わせていただけるだけで、中川翔子様のイラストが「作品」として世に流通することは確かなことだと言えます。
また、中川翔子様がバイナリキッドのような「無名ではあるが超個性的バンド」のジャケットを手がけるということは、話題の提供になると思います。
なにより、中川翔子様の素晴らしいタレント性のお手伝いになることを保証いたします。
我々バイナリキッドはまだまだ「無名なバンド」です。しかし、それをよしとしていない、「がむしゃらな無名バンド」です。そして、中川翔子様のタレント活動のひとつから、伝説を生もうとしているバンドです。

中川翔子様の一枚のイラストによって隠れた小さな存在が大きく変貌していくおもしろさ、そしてこそ生み出される新たな中川翔子様の魅力的な一面に出逢うことができるのではと、ご提案させて頂きました。

長文になりましたが、よいお返事をお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。

残念ながら、先日、お断りのお電話をいただきました。超大手の芸能事務所の方なのに、担当の方は優しかったです。


とりあえず6/28の円盤ライブがんばります!
19時30分から。1000円です。合掌。