大切な人

老人のように早起きです。
みなさまおはようございます。5時起き。明らかに不眠になってしまった。眠い。
現在、福沢諭吉の街、大分県中津市某所の布団の中にいます。先月末、突然入院してしまったアベベおばさん(仮名)は退院も突然していました。会いに来れてよかった。


昨日は父方のじーちゃんの墓参り。パンクすぎる親戚にも会った。おじさんアル中なのか?泣くなよ。いや、泣いてもいいです。次は一緒に酒飲む約束をする。
親戚は昔から出来のよかったヒロポを崇め奉り、崇拝している。ちびっこなどはヒロポのように賢くなりなさいと言われるのだよ。ふはは。しかし、実はヒロポの正体を知るものはいないという。おじさんはなー、うんちんマンなんだぞーッ!
というか、できそこないである。


午後は友達の家に行った。
友達はもはや灰になり、写真でしか顔を見ることができない。
ヒロポは、友達のお母さんになんて会いたくなかった。会いたくなかったんだけど、会えてよかった。


その日、君のお母さんは夢を見た。
君が帰ってきた夢を。
玄関に立つ息子に、
「のりあき!」
と駆け寄り、頭をくしゃくしゃになで回した。
本物だ、と思った。
帰ってきたのだ。
体をなで回し、服をひっぱり、たぶん、あいつはそんな母親に向かっておどけて見せたんだろうな。
「夢か。」と気付いた時は、きっと涙が出たに違いない。
でも、あいつは帰ってきてたんだ。
ヒロポもわかった。
頭ではなく、心でわかった。
部屋に入った瞬間にわかるし、何よりお母さんが、息子の死を前向きにとらえられるようになったのは、君が側にいてやってるからだと感じた。



「ヒロくん、のりあきが作った『うんちもぐもぐ』のカセットテープなぁい?」

はい。たぶんあります。東京に帰ったら探し出して、CDRにして送ります。うんちもぐもぐ。名曲でした。うんちもぐもぐ。
死んでから清楚なお母さんに「うんちもぐもぐ」とか言わせるなんてよぅ。
君はホントに素敵だった。


決してついでではなく、急に誘っても遊んでくれた友達ありがとう。しかも子どもができたやつがいたんだ。バイナリチラシ「タマ姉」バージョンを描いてくれたやつ。結婚してからもオッパイの絵を描いてたけど、赤ちゃん産まれても描くのかな?
描いてね。
みんなオッパイ好きだよ。


クソッタレなこの街に、ヒロポの大切な人がたくさん住んでいるのがを思い出して愛しくなった。



♪うーんちもぐもぐ〜!(ズズタッタズズタッタ!)
うーんちもぐもぐ〜!(ズズタッタズズタッタ!)
↑楽器出来ないから全部ひとりでアカペラ。