ある日突然会社から電話があり、
「工藤さん病気なんですか？工藤さん家の大家さんの妹から連絡があって、『工藤さんが連絡取れなくて病気じゃないのかって大家が心配しています。』と電話がありました。ご実家にも電話したらしいのですが、繋がらないとの事で会社に連絡したらしんですが」
と言われた。
僕は病気じゃないし、何より大家さんは同じ敷地内に住んでいて連絡取れないもクソもないのだ。
うちの大家さんと言えば、いつだか隣室の中国人の荷物を無断で妹に捨てさせてしまい、「妹は八王子です」とひたすら連呼していた、水木しげる似の老人である。このたびヒロポはその「八王子の妹」に電話をすることになった。
早速大家さんの妹に電話をかけると、
「工藤さんのお姉さんからおじいちゃん(大家さん)に電話がありまして、工藤さんが病気でしばらく部屋を空けると聞いたものですから……。あと、家賃払ってないと……」
って、僕には姉さんなんかいないし、ホラ、家賃の領収にハンコありますが……？
「あら……失礼しました。おじいちゃん補聴器付けてるんですが……体調も良くなくて……それでいろいろ取りまとめをしてるみたいで」
つまり、もうすぐ死ぬから財産の管理をしたいと？僕も心配ですよ、あまりの老人っぷりに。でもですね、
「すみませんが、こんな事で実家や会社に連絡されるの困ります。あと、大家さん心配です……」
そんな話をして、八王子の妹さんとの話を終えた。
それから大家さんにもちょっと顔を見せに行ったが、ずっと「病気大丈夫ですか〜？」と繰り返されて、お話にならないので失礼させていただいた。大家さん、僕はあなたが心配なんだ。
写真は11月18日電マニのバイナリ予約特典、プラ板ストラップです。いろんなバージョンがあって限定20個！嫌だと言っても今回はコレです。なかなかカワイイ作りですよん。失敗したやつはipodに付けてみた。
最終リハーサルも終えたし、演奏もお楽しみに！寝る！
