昨日、バイナリ・キッドのライブ後、無善寺マスターの無善法師様と、ベルリンというバンドの人と、ナオちゃんという女の子と酒を飲んだ。
法師様は、とても変態なお方なのだが、アングラ人生論をぶちまけており、とてもおもしろかった。
ちょっとカッコイイとさえ思えた。
法師様は、２年ほど前、女の子に振られて、音楽を始めたそうな。
当時50代にさしかかろうというときに、音楽を始める。
しかも、女の子に振られたから。
カッコイイじゃん！
けれど、法師様は３時間くらい説教ともつかないようなアングラ論をぶちまけておられたので、気付いたら、ベルリンのメンバーはげっそりしていた。
それに加えて、ナオちゃんなんて、セクハラを受けているものだから、もっとかわいそうだ。
しかも、終電なくなってしまった。
ヒロポはみんなを誘った手前、ごめんね、申し訳ない。と謝った。
「大丈夫です、いいんです。」
みんなが口をそろえて言うものだから、みんな、とてもいい人だなぁと思った。
結局、みんな、無善寺に泊まったみたい。
お店のお酒飲み放題だって。
法師様、太っ腹。
悪いなぁ、と思いつつ、ヒロポとミシガンは自転車で家に帰った。
次の日。
９月２４日。
ミシガンの友達でボクシングをしているカガワさんという男の子がミシガンちに遊びに来る、しかもミシガンお手製のおでんが食えるというので、昨日のライブでふっこさんが持ってきてくださった酒を持っておじゃました。
ふっこさんの酒はとてもうまかった。
ヒロポが好きなの酒を知っていたのか、にごり酒だった。
お酒はなんでも好きだけど、にごり酒は特に好きなんだ。
しかも、
「家に余ってたから持ってきた。」
とかじゃなくて、ちゃんとバイナリ・キッドの為に買ってきてくれたんだ。
ベリーサンキュー！
カガワさんは、ドラゴンボールＴシャツを着ていた。
この世でこんなにこのＴシャツが似合う男はカガワさんだけだろうと思った。
しかも、彼は、まっすぐな心を持った好青年で、ヒロポ、男だけど抱かれたい・・・そう思った。
ミシガンは、ヒロポが100円で買ってきた『レイプマン?』（人助けの為にレイプ家業をしている男のマンガ。）を読んで寝てしまった。
その間、みんなでぷよぷよをした。
もしも、ヒロポがカガワさんとボクシングをしたら絶対に負けてしまうけど、ぷよぷよだったら負けない！
・・・はずが、結構負けた。
ミシガンが起きてからは、これまたテレビゲームのウルトラマン２をした。
ボクシングだったら絶対に負けるけど、ウルトラマンだったら負けないぞ！
・・・と思ったけど、やっぱり負けてしまった。
く、くそー！
雑念を入れて、やっつけてやろう、と卑怯な手を思いついたヒロポは、カガワさんに、好きなアイドルは誰？と聞いた。
「アイドルですか？光ゲンジの内海君が大好きなんです！」
まっすぐな目で言うものだから、コイツは本気なんだな、と感じた。
追伸：彼氏募集中の女子諸君、ヒロポがいい子を紹介してあげるから、安心したまえ。
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