「刺したい」

昨夜は百蚊というバンドを観に行きました。



ボーカルは病院から抜け出てきたようなガリガリの女の子。
真っ赤なテレキャスターかき鳴らして。
ギターの男性たら小さくて、やっぱりガリガリで。そんで、すげぇ暴れてた。
ところがベーシストは、巨大な男性でさ、外国人みたいでさ。かっこいいのなんの。
ドラマーもタイコ叩きまくって、4人で轟音ぶちかましてんの。




終演後、ドキドキしたけど話しかけたぜ。


したらばなんと!
バイナリキッドのことをご存じでした!


彼等は福岡で活動している。ヒロポとミシガンは大分生まれだから、それを教えたら驚いてた。知らない人がいるみたいだから説明しとくけど、大分って福岡の隣にある県なのです。もっと地理に弱い人のために説明すると、福岡も大分も九州にあるんだよ。四国じゃないぜ。




しかも、ギターの人は大分の緒方町の人なのだ。(山に囲まれた死ぬほど田舎の町)
それを聞いて、今度はヒロポが驚いた。


緒方町にこんなギタリストがいるなんてーーー!




このライブの主催は、コール・アンド・レスポンス・レコードのオーナー、イアン。
イアンも、ナターシャ・フォレストってバンドで出演していた。
オープニングアクトキッチュ一人楽団だし、DJはmirのヨウコ3だし、客でmirのヒロキくんや松井さんもいるし、ひとりで行ったのに友達いっぱいなイベントでした。みんなどんどんうまくなって、いい歌作って、かっこよかった!
あと、クリスマスってツインドラムのバンドのドラムっぷりが、ミシガンと対決させたいくらいのよだれダラダラでかっこよかったなー。たいばんしたいぜ!




帰り道、いろいろ考えて、東京のアンダーグラウンドシーンを引っ張ってるとまでは言わないけれど、自分も含めて、ぼくらはそういう、なんていうか時代みたいなのを作っている人々のひとりなんだ、つまり、「なんかしでかさなきゃならん!」という義務を持っていることに気が付いた。おおげさだけど!バンドなんてたくさんあるんだけど!!




レコーディングに集中しなきゃ。


家に帰って、朝まで曲の手直しをした。


『君が描いたマンガの世界』のピコピコを仕上げた。


ピコピコの手直しなんて、永久に終わらないけど、今できる最高のものができたと思う。
ミシガンにも手伝ってもらったし。


早く録音済ませて、みんなに聴いてもらいたい。




たまんねーよー。