■石川浩司54歳生誕祭〜石の川にも54年おめでとうライブ!〜ご来場ありがとうございました!のレポ

あらためまして、石川さんの54歳生誕祭にご来場くださった皆様、関わってくださった皆様、ありがとうございました。
毎回終わった後は「な〜んか幸せな気持ち」になるのだけど、そしてそれをお客様と「楽しかったねー」と終演後に話すのだけど、これはひとえに皆様と石川さんのおかげです。

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今回で7回目だったけど、相変わらず石川さんはすごい。
出演いただいた方々との絡みは毎回即興。
石川さんにとっては当たり前で、ファンもそれを当たり前と思ってしまうかもしれないけど、ホントめちゃくちゃかっこいい。即興ならではというより、石川さんにしかできない、おもしろくて感動的なことが詰っているからすごい。
今年のゲストは滝本晃司さん、メカエルビスさん、テンテンコちゃん。


ヒロポは前説で大雨の中整列してくれた皆様へお礼とお詫びの「バランタイン12年ストレート」の一気飲み。これは効いた。ていうかもったいないっ! が、後悔はしない。
この日のために用意したファミコン替え歌「スターソルジャー(石川さんお誕生日おめでとうバージョン)」を絶叫すれば、もうここはただのマンダラ2じゃない。石川さんの誕生日パーティー会場で、みんなお祝いに集まった同志なのだ。
石川さんはヒロポともセッションしてくれた。
自分のギターの下手さ加減に、コードふたつだけでつくった「僕の朝」。
この歌が、石川さんの誕生日にピッタリだと思ったから。
子どもの頃、朝起きたら、カーテンの隙間に見える目の中のモジャモジャをボーっと見るのが好きだったのを思い出して作ったんだ。
あの頃みたいにボーっとしてたいなーと思って過ごしている昨今、だいぶボーっとなってきた。なにもかも全部忘れてしまいたいよね!


テンテンコちゃんのアイデアはぶっとんでいた。
「浩司くんはなんさいになったのかなー?」先生役のテンテンコちゃん。
「ごじゅうと、よんちゃい!」石川さん、ノリノリである。身長差が30センチくらいある巨大なオッサン幼児とアイドルグループに所属していたちびこい少女が繰り出す掛け合いは石川さん生誕祭の自由さを象徴しているように思えた。
「おめでとー☆これからの時代、自分で何でもできないとダメだから、自分でケーキ作ってね!」と、「自分はキーボードを弾きつつ石川さんに食玩を手作りさせながら歌ってもらうという演奏」をやっていた!!


メカエルビスさんは全身ビカビカ電飾だらけのギタリスト/ボーカリスト
作りこまれたオケとギターで客席は大いに盛り上がった。
石川さんボーカルで「イパネマの娘」「学校に間に合わない」のセッションは絶品だった。
イカ天バンド「サイバーニュウニュウ」のメンバーでもあるが、このたび復活して8月に初台ドアーズでイベントが行われるそう。
たまとサイバーニュウニュウのイカ天時代やその更に過去の話もあって興味深かった。
歴史・イズ・ヒストリーである。


滝本晃司さんのライブを見ていて、ヒロポは涙が出てきた。
滝本さんは綺麗と汚いがぐるぐると混ざり合って浄化されたあとに、何にもなくなったようなライブをしていた。
石川さんとのセッションはたま時代の曲「ハダシの足音」、石川さんが笛を吹かねばならぬので練習というものを久しぶりにしたという「さよならおひさま」、石川さんが熊本から知久さんの魂を光臨させて演奏された「かなしいずぼん」。
僕たちからするとキチガイNo.1の石川さんがキチガイと評する滝本さんのライブを、ヒロポはここになんと記せばいいかわからない。
石川さん曰く「自分と同じロック」で僕もそう思うのだけど、石川さんと手法が違いすぎる。
それなのに、石川さんから受ける感動と滝本さんから受ける感動は似ている。
でもまぁしかし、んなことはどーだっていい。素敵だったから。

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素敵な夜でした。
自由で、なんかよくわからん衝撃がつまっていた。
来年も、お楽しみに!!



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ヒロポのライブ告知
2015/8/23「未確認レコード」企画イベント出演!

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