ワイワイワールドまとめ

 はろー。こちらバイナリキッドヒロポでーす。昨夜はお疲れ様でしたー。


 第1回目の「ヒロポとミシガンのワイワイワールド」を思い返すお。


●ぐにゃねこ

 2時過ぎた頃からカセットテープの世界へ突入。基本的にカセットでデモを送るのは止めたほうがいいです。再生できないっつーの。今回は昔使っていたカセットMTRを会場に持ち込んでカセットを試聴。これまでわりとまともな音楽ばかりだったのも手伝って、会場はカセットテープのなぞ世界に盛り上がる。
 ぐにゃねこさんはひとりで音源をひたすら作り続けている方で、封筒にいかれた落書きのような絵が描かれていたので興味を持った。自己紹介文も「職業というものを持っていません。すみません」・・・謝っていた。まじめな方なんだろうな、と思った。「最近の写真が無いので、絵を描きます」自画像にはぐにゃぐにゃした猫と片目が黒く塗りつぶされた人間が書かれていたw
 カセットテープは2本入っていた。聞いてみると、リコーダーの音?


「ピーーーーーーーーーーーー」




「ピーーーーーーーーーーーー」




「ピッ・・・・」



 あまりのなぞ加減にこれは受けが悪いかも。と思ったヒロポだったが、意外や意外、これまでたくさんいろんなバンドの音楽を聴いていて反応が薄かったのが嘘のようにみんな興味を持っていた。
 カセットテープは90分と120分の2本。

「この人の特集をやって欲しい」

 会場からはこのような声まで出てきた。
 つるぎさんもイアンもこれまで聴いてもらった中では一番気にいった様子。
 何かの音階が流れただけで「おおお!」と会場がどよめく。
 これ、観てもらってないと報告むずいわーん。


●くらげ団

 これもカセットテープ。なんと20年前やっていたバンドで応募。とにかく字が汚い。文章も「、」や「。」が極端に少なく読みにくい。応募してくださった方と電話で話したけど、かなり覚悟して電話した。話してみて、やはりかなり変わった方だという印象を受けた。けれど他のメンバーさんは工業系のしっかりした企業にお勤めで、なんというか・・・これは聴かないとまずいという義務感にすらかられた。
 聴いてみると、かなりいい。
 一昔前のチープなテクノサウンド。歌詞も今では時代錯誤と言われても仕方ない。当たり前だ。これは20年前のタイムカプセルなんだから。
 当時、自分たちの音楽に自信が持てないまま録音をしたくらげ団だったが、その作品を世に出すことは無かったとのこと。なんとかならんかなー? 何とかして音源が不特定多数の手に届くようにしたい!



●狂犬の中の狂犬

 僕の一押しです。
 16歳の3ピースバンド。全員がボーカルをとり、楽器はなんとベース、ドラム、リコーダー。
 代表作『俺はこれで飯食ってくねん!』盛り上がりました。

「ライブ観たい」と長州君。

「クレイジーなようで計算されつくしている。けれどかなり衝動的」とイアン。
 会場の受けもかなりよかった!
 長州君が3月から大阪に活動の拠点を移すそうで、「狂犬の中の狂犬は責任持って与ります!」と頼もしい言葉も言っていた。別に僕のものでもないのだが。十代暴動社からのリリースということになったら、かなり面白いんじゃないでしょうか!!



 ゲストのみなさんありがとうございました。それぞれの個性が出ていておもしかったです。ただでさえ外国人がいるってだけでなんかすげーことやってるように見えるのに、イアンは音楽大好きで愛が溢れちゃうコメント多数。長州君は今回のバンドで気になったものをさらに盛り上げようと実際行動に移してくれるでしょう。つるぎさんは、寝てください!!! ふらっふらじゃないですか!!!



●次回は3月にやります。

熱き志を持つ、ちっぽけな自主制作レーベルが立ち上がりました。
ごっこレーベル”では届いたデモテープを全て聴き、
特殊な才能を感じる方を世に出します。

MySpace,YouTubeなどで手軽に応募できます。

結成間もないバンド、結成10年にしてまだ一回もライブやったこと無いバンド、特殊な楽器、頭が狂ってる、等、強烈な個性を放つバンド、まともにすごい素敵なバンド、ご応募お待ちしています。

問合)info@binarykidd.com