サラバ大分、また会う日までの巻

17日、ポッカリ空いた時間で、大学時代の友人に会いに行く。
一年半ぶりに会う彼女は妊婦だ。
ヒロポは昔、この友人に犯される夢を見てうなされ、とても恐ろしかった。
大学時代は別の友人と「変態よいこクラブ」を結成し、地味に、昼休みに変な話をするなどの活動を行っていたが、口コミで人が10人くらいに増えてしまったので面倒くさくなり、自然消滅してしまった。
そんな彼女も今や妊婦である。
丈夫な子を産むが良い。

夕方、一番の友人、茂平(仮名)の彼女の家へ行く。
彼女はアーティストだ。
大分では個展も開いており、偉い人に誉められたりしてちょっとした凄いことになっている。
作品を見せてもらったり、おしゃべりしたりまったり過ごす。
しかもなぜかヒロポ母と仲良しなので母も連れていった。

最後に会ったのは、茂平だった。
茂平はヒロポの義兄弟のような人だ。
(一部で)伝説のバンド「その他」のベーシストでもある。
亡くなった友人の話や、今後の野望について、はたまたどうでもいい話をしたりなど、ヒロポと茂平は小さな恋のメロディのようにラブラブである。(キモ)

しかし、別れの時は来てしまった。
茂平は、フェリー乗り場まで送ってくれた。
ヒロポは世界の中心で愛を叫んだ。
わけではないが、うれしかった。
そして、「俺、東京行くわ」
ついに、茂平が言ったのである。
ヒロポは10年ぶりくらいにスキップをした。ハイジのオープニングのように。
正確には14日に会った時に言ったのだが、演出上お別れの時のクライマックスに好ましいのでそうしておこっと。こっちの方が感動するし。

写真右が茂平。左が急に割り込んできた電波野郎。てゆーかヒロポ。