友よ!の巻

ズコ電&のり・め・にっきをいつも見てくれているみんな、こんにちはぁ(こんにちは〜)
今日は大分からヒロポの友達がやってきたよ!オオツカ君でーす!
彼は大分の名門高校、大分舞鶴高等学校出身だが、入学一日目、つまり入学式からさぼったという強者です。ほとんどの生徒が進学に向けて猛勉強している中、卒業後、彼はフリーアルバイターという道を選んだ。一年で百万円貯めて、予備校に入りこみ、見事公務員になり高校時代からの彼女と結婚、今や2児のパパである。すごい。奥様はもちろん美人で優しくて可愛くて、オオツカ君にはもったいなさすぎる人です。オオツカ君にもしものことがあったらヒロポが微力ながら面倒見させていただきたい。
そんな彼が何をしに東京砂漠まで来たかというと、何やら公務員の研修会があるとか。東京でやる意味がわからんが、ともかく久しぶりに旧友と会う。場所はもちろん、みんな大好き秋葉原である。
増設用のメモリを購入すべく電脳街を徘徊、大人のコンビニで奥様にパンティストッキングを選び、メイド喫茶ガンダムエバンゲリオンどっちが強いか討論し(公務員がメイド好きだという噂は本当だった)、肉の万世で肉を食べた。
もちろん6割はヒロポの妄想である。ただ、4割は本当である。
オオツカ君との思い出で一番印象的な事は、高校2年の頃だろうか、一週間くらい(もっとかも)、わずかなチョコレートしか食べない上に、とにかく寝ないという奇行をとっていた事だ。変人である。ちなみにヒロポはそのころ週休3日制をを勝手に導入していた。休みの日は猫のノミを取って過ごしていた。
家に帰るまでの地獄のような斜面を自転車で登り切る直前に、オオツカ君は「チョコしかくってねぇ!」と怒鳴った。その表情は暗く青ざめていた。そんなこと言われても、ヒロポはどうしていいか分からないと言うのが正直なところだ。
また、「桜並木の坂の上で会おう」と言って待ち合わせたが、全く姿を見せず、家に帰って電話してみたら、ヒロポが思っていたのとは違う桜並木の坂の上で待っていた事が判明、なぜかヒロポは土下座した。
そんなこんなで数年ぶりの待ち合わせだが、なんせオオツカ君は携帯電話を持ち合わせていない。今時若者で携帯持ってないってよほどの貧乏人かオオツカ君くらいである。待ち合わせも数日前から綿密な計画の元執り行われた。まぁ、無事会えたけど。
とても楽しい、秋葉原の夜だった。
「まんせー!まんせー!」
ヒロポとオオツカ君は万世橋から飛び込んだ。中央線が規則正しくレールをたどり、終着駅までマッハの早さで駆け抜けるのが分かった。
オオツカ君、子どもを風呂に入れる際に「まんせー」ってやらせるのは違うと思うよ。
以上、奥様への報告文書でございました。