アキバスゲェ!

聖地、秋葉原へ行ってきました。
前に来たときよりも、活気付いていました。なんでかなーと思ったら、あちこちにメイドさんがおられたからでした。駅を出たら、いきなりメイドさんがいらっしゃいました。そのそばで、オタクが写真を撮っていました。けれど、なぜか、オタクが撮っていたものはピースサインをした二人組のおばあちゃんでした。何故だ。


今日のヒロポは、中古パソコンの下見に来たのでした。でも、まず、ドンキホーテに行きました。
ドンキホーテに行く途中のゲーセンの前のステージで、ふたりの女の子が歌ったりダンスをしたりしていて、とても痛々しかったのですが、右側の子は、昨日、王様のブランチに出演していた、コスプレタレントを目指して上京してきた女の子でした。はっきり言ってヒロポの好み(痛々しい所と顔)だったので、実は、今日も家から高円寺駅に向かって歩いている最中、あの子は今頃何をしているのだろうか、頑張って欲しいなぁ、とヒロポは考えていた所なのでした。しかし、恥ずかしくてその子の事をあまりマジマジと見れませんでした。ちなみに、歩きながら今頃何をしてるのだろうかとヒロポに考えられた他の人は、マエダくんと、茂平くんと、ミシガンくんと、スティングでした。スティングはたぶん寝てたな。


ドンキホーテに入ると、ここにもメイドさんがおられました。でも、ヒロポはまたも恥ずかしくてチラッとしか見れませんでした。いよいよ情けない男だなぁ、と思いました。
ドンキホーテから出てブラブラしていると、あれだけニュースで違法だ、違法だ、と報道していたのに、まだ違法テレビチューナーを売っている人を発見しました。そのオヤジをヒロポがじっと見つめると、超キョドりだしたので愉快でした。が、メイドさんがいらっしゃったわけではなく、ただのオヤジだったので詳しくは割愛します。


次に、輸入食品屋さんに行きました。なんと、驚くべき事に、そこのレジ打ちの店員さんもメイドさんだったのであります。もう、この街の若い女性の8割はメイドさんだと言えるでしょう。しかし、ヒロポはメイドさんなんかに興味はねーよ、というオーラを発しました。恥ずかしくて恥ずかしくて。とてもじゃないが目をあわせられない。…キモいよヒロポ。しかし、頑張って店の奥地に踏み込んで行きました。すると、レジの前でオタク歴30年くらいの男が、
「チガイマスチガイマス!こんなお店だって知らなくって!」
と、超キョドっていました。男は、メイドさんの隣にいるおばさん(上海の屋台にいそうな)に何か言われるたびに、
チガイマスッテ〜!チガイマス違いますって〜!!(ニヤニヤニヤ)
と叫んでいました。買い物が済むと、とても上機嫌になって、お友達に「いくぞっ」なんて言って店を出て行きました。へんなやつ。このブログ見たら連絡下さい。


そのお店の出入口の所に、貼り紙がありました。読んでみると、
「メイドにプレゼントを渡さないで下さい。」
と書かれていました。ヘェ。あと、「メイド募集」の貼り紙もありました。
メイドの衣装が着たいだけでなく、接客がきちんとできる方。露出の少ない衣装を着ていただきます。持ち込みは当方が認めた衣装のみ。時給900円交通費別(バス代無)
ということが書かれていました。メイドさんも大変なんだなぁと思いました。


最後は、新しく出来たヨドバシ・アキバという所に行きました。そこでヒロポを待ち構えていたのは、オタク男(リュック小太り20代後半)と、家族を連れたお父さん(スポーツタイプ20代後半)の言い争いでした。しばらくヒロポは、彼らのやりとりを眺めていましたが、さっきのお店で見たメイドさんの面影が忘れられなくて、だんだん言い争いをしている彼らの事がどーでもよくなってきました。本当は、ヒロポが仲裁に入ろうと思っていたのですが、なかなか殴り合いにもならないし、中途半端にヒヤヒヤするレベルのケンカだったので、ヒロポは彼らの事が、いよいよ本格的にどーでもよくなってきました。
なので、店の中に入る事にしました。店の中には、なんとタワレコがありました。品揃えはズバリ普通でした。ヒロポはジミヘンのDVDを視聴(視観?)しました。あまりにもかっこよくて、家に帰り着くまで、ずっとジミヘンの事を考えていました。メイドさんの事も、ケンカしてた男らの事も、ほんの些細なことだったなぁと思いました。