ヒロポ先生、マリオに教える

マリオの盗撮に成功した!


こういっちゃなんだが、ヒロポがバイトしている古道具屋「七福」の店主はアホだ。


やることなすことアレなので、どのようにアホか説明するのは困難を極めるが、まず、字が読めない。
例えば、客に電話をかけた時に、
「えーっと、お客さん、お名前は、キチ…エイ…(小声で)工藤さん、これ、何て読むのかな?」
「ヨシオカヒデヒコさんです…。」
「(ホントはそんなの知ってるよ、といった調子で)あぁ、ヨシオカ…エイ…(小声で)工藤さん、なんだって?」
というやりとりがなされる。
親切丁寧をモットーとする七福はお客様のお名前の読み違えには細心の注意を払っているのだ。
カワイかったのは、ヤフオクに出品している商品の読み間違え。
「工藤さん、この“古い金属ロボット”だけど…。」
ヒロポは妄想したよ。スゴいロボットを。
我ら七福もそんな素敵な商品があるのか、と期待しながらパソコンモニターを見ると、なんのことはない、「古い金属ポット」だった。
ポット→ボットは許せるが“ロ”はどこから来たんだ!


そんな素敵なマリオが、パソコンを覚えたいという。
しかも、止めようがないくらいヤル気まんまんなのだ。
いかに自分がパソコンを使えたら有能かを30分ばかりしつこく何度も聞かされた。
正直メンドクサ過ぎるが、ちょっと面白そうなので、ヤフオクの出品の取り消しを教えた。
マリオは、何を考えてるのかわからないが、ヤフオクに出している商品を露店で売ってしまうからだ。


はじめから分かっていた事だが、マリオは全くヤフオクの仕組みを理解できない。
なぜなら、インターネットの仕組みが分からないし、パソコンの仕組みも分からないのだ。
ヒロポだって詳しい訳じゃない。
でも、なんせマリオは日本語ですら危ういのだ。


ところで、猿が、パックマンで遊ぶ映像を見たことがある。敵から逃げたり、敵を食べたり、ちゃんとルールを理解して遊んでいた。
あぁ、マリオに、パックマンが理解できるだろうか。


とりあえずヒロポは、手順だけ頭に叩きこませることにした。
おかげでせっかく出品していた商品を10ばかり消してしまった。
何度もやらないと覚えてくれないの。悲惨なほど。


これは由々しき問題なので、マリオに提案。
「ぼくがメール送るので、返事書いてください。まずはタイピングできるようになってください。」
という訳で、ヒロポとマリオはメールフレンドになりました。
どんなメールがくるか楽しみ。


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マリオにパソコン教えるの図