今日は円盤道場で修業してきました。
準決勝まで勝ち残って、一票差でやられてしまいました。
円盤道場とは。
くじ引きでデュオをつくり、10分間の即興演奏をして、お客さんの投票で勝ち進むトーナメント式のシビアなイベントなのです。
ヒロポは1回戦目、塚本よしつぐさんと組んだ。
彼は音楽家ではない。映像作家なのだ。
ヒロポは、「今から10分間でかめはめ派を出せるようになります!」と宣言し、実行に移した。一生懸命かめはめ派を出そうとした。みんな殺してやろうと思ったんだ。
塚本さんは、ヒロポの
「かぁーめぇーはぁーめー・・・はーーーッ!」
という、スクリームをパソコンを駆使してリアルタイム録音、ループさせていた。
「かぁーめぇーはぁーめー・・・」
「はーッ!」
「はーッ!」
「はーッ!」
「はーッ!」
「はーッ!」
・
・
・
これで第一回戦目は突破できた。
第二回戦目、準決勝の相手はかなりすごい演奏をしていた。
塚本さんと柿崎駿介さんのデュオで、映像美と空間音響美が見事にマッチした、これまでに観たことのないような美しさを奏でていた。
ヒロポが組んだのは超気の弱そうな即興ギタリスト青年、黒澤勇人さんだ。ヒロポはギターを弾きながら即興で歌を作って、黒澤さんとセックスした。セッションってセックスと一緒なんだ。でも、ミシガン以外とセックスしてもあんまり良くなくて、終わった後、ダメだこりゃ、と思った。不発。イケなかった。
かわいい子=すばらしい音楽
はできなかった。
それでも、6対5の接戦だった。
くやしい。
終わった後、いろいろ思いつくんだ。
あーすればよかった、こーすればよかった、って。
くやしい。
でも、ぼくらに一票入れてくれた方、ありがとうございました。
結局、優勝は塚本さんだった。
最後は「お題」にそった演奏をするんだけど、そのお題はギターソロだった。
塚本さんはギター弾けないらしく、黒澤さんを楽器店の店員に見立てて、10分間ずっと
「どうやって弾くんですか?」
び・・・びび・・・
「あっ、音出た!」という演奏をしていた。
見事、「黒澤楽器」の勝利の瞬間であった。
ところで、今しがた新宿ロフトに問合せの電話をしました。
落ち込んでもられんのや!
昼間じゃねぇ!夜だ!
◆「歌舞伎町市松物語 其の二十」
会場:新宿ロフト -http://www.loft-prj.co.jp/
時間:OPEN 18:00 / START 18:30
料金:ADV ¥2000 / DOOR ¥2500
出演:GINGHAM/DOLL/The Croak/バイナリキッド
しつこく宣伝させてください!
オーディションなので、動員もポイントになると思います。
予定の空いている方、ぜひ来てください。
お金ない方はお気軽にご相談ください。
人生かけたライブします!
で、これ何?なんかかっこよくね?
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