キラキラしててグチャグチャしてた

ゆうべは新大久保アースダムにいたヒロポ。
キッチュ一人楽団が、変わった映像作家とコラボするというので観に行った。イトケンさんも、元グリーンミルクの人も出るし。
行ってみたら、前半は他のライブハウスから送り込まれたくそつまらんバンドだった。居会わせた月本正さんも「ちょっとキツイ」と思わず溢してしまうほど。バンドって大変だな、と思った。他人につまるとかつまらんとか言われてさ。自由にやりたいし、ぼくはそれでいて誉められたいよ。だめかなぁ、それって。だめだね。


キッチュくんの出番から、OHPを使った映像作家も参加。初体験の幻想美。すばらしいアイデアとちょっとした工夫に感動した。
キッチュくんのチンコ影絵も希に見る奇妙さでよかった。
最後のイトケンさんのトイミュージックとOHPのコラボも素晴らしかった。凄まじく心地よかった。


ライブ後、月本さんを安定食屋に誘い食事。この辺りはどこに入ってもうまく感じる。
月本さんはヒロポよりずっと年上の方で、音楽をたくさん聴いてきている。思わずヒロポは「ぼくはあまり音楽を知らないから」と言い訳じみた発言をしてしまう。しかも二度も。あまり深く考えて言ったことじゃないけど、これは、「自分に音楽の話をされても困る」とか「音楽なんて聴く必要ないんだ」とか「音楽詳しくないけどカッコいいバンドやりたいのだ」のように、どう考えてもダサい意味しか含まれていないことに後で気付いた。
時間よ、戻ってくれ。ヒロポの首絞めるから。


「アナーキンザユーケーって何?」
って言ったミシガンくらいなら逆にかっこいいですよね。