■『FLEAKOUT』イベントで演奏した!!!2011.03.06

ネイキッドロフトで映画『FLEAKOUT』公開記念イベント。矢口将樹監督作品。
知的障害者をメンバーに含むフリーミュージック集団ギャーテーズの歴史の一部に焦点をあてたこの作品はバンドドキュメンタリーの枠を超えたディープな作品になっている。


イベントはネイキッドロフトの小林タクオさんと、ふーてんきを代表して松本章さんが司会。
ほんわかほんわか、そうそうたる方々の話が伺えた。


作品中で描かれなかった「いろんな人が死んでいる」話や、ギャーテーズという特殊なバンド(と敢えて書かせていただく)結成にいたるまでの大龍さんの気持ちの動きなど興味深く聞いた。


人間が本来持っている、怒ったり憎んだり悔しがったりという負の気持ちを抑圧してなんとか世の中回ってる。
それって我慢しなかったらどうなる?
それって、我慢し続けたらどうなる?
どこまで我慢すればいいんだ?
人間が究極的な危機に陥ったとき、どんな行動を取るんだろう。
この作品で描かれている魂がヒントになっているかもしれない。


イベントの最後に大龍さん、章さん、ハジメタルさん、空中紳士さんと僕で即興演奏した。
頭の中では一体どんな風になるのかわからなかったし、ついていくのがやっとだったんだけど、とにかく普段あまり使う機会が無いけど研究しているキモイイフレーズをぶつけまくった。
演奏が決まってからずっと不安だったけど、実は昨日円盤でたまや有頂天以外に初期ボアダムスの映像を見て、「これ、オレ大好きだったじゃないか!うおおおお!」と閃いたのだった。
みっともない結果にならないでよかった。


打ち上げでイタリアンカフェに行ったけどなんだか居酒屋じゃないしまだ明るいしで、変な気分だった。
みなさんエスプレッソやコーラなど召し上がってるじゃないか。

僕はビール。
イベント前はきちんとめちゃくちゃな演奏しようと思って珍しく酒を飲まなかったのだ。
疲れた体にぐいぐいっとビールを飲み干すと、ぎゃぼーーー。
底にパスタの欠片があった。

ラッキー! もうけたぜ〜〜〜!
と、つるピカハゲ丸くんを思い出すヒロポ。

かえる際に店員さんに軽く伝えたところ「はぁ…・・・」と曖昧な返答だったため、参加者の一人が

「はぁ…じゃなくて!

 す・み・ま・せ・ん・で・し・た、だろ!」

と叱責した。
そうだよな。
僕は物事をいかに曖昧にして生きているか思い知った。
若い店員さんは何を思っただろうか。




ツイッターに書きまくっちゃったけど、地震って起こったらどこに逃げればいいんだああああ!!!