■「雨降る.Fes」で。

こないだ、「雨降る.Fes」ってアム主催のイベントで、ドタマカチワルドのライブした。
アムの主催者さんはいろいろな考慮をし、イベントを行う事を決定した。
かなりの配慮が出来る方で凄いと思った。
レーベルのアドレスに「出演可能ですか?」と連絡をくれた。
ドタマカチワルドは3人揃って演奏する予定だったけど、ぐが出演できないと分かった。
それでも、約束したから出ようと思ってそのことを伝えると「ありがとうございます」と返信が来た。


僕は日記で宣言していた通りの事をした。


「ドタマカチワルド、ライブする機会があったら、マイク使わない。
 ギターはアコースティックで。
 ライブハウスの電源一切使わずにライブする。
 ちょっとしか売れないだろうけど、音源売れたら全額被災地に寄付する。
 地震の野郎、手加減しらねーとは。
 テクノバンドなめんな!
 電磁的人間力見せてやんよ!」
http://d.hatena.ne.jp/hiropooooo/20110313/p1


これ、ミシガンにもぐにも了承得ないで、僕がひとりで勝手に決めた事だった。
でも、宣言したあとで聴いてみたらふたりともそう思ってたんだって。
話し合わないでも似た気持ちでいられるメンバーでうれしかったーーー!


当日、ミシガンと時間を合わせて電車で新宿に向かった。
彼はまた風邪ひいてたけど、重たい簡易ドラムをぜぇぜぇ言いながら運んでた。
僕はバッテリーとアンプと物販をデカイかばんにいれて運んで、ギター持つのは手伝ってくれる人がいてなんとかなった。


楽屋で、共演者の友達に僕がどんな風にバンド活動してきたのかたくさん聞かれた。
あんまり考えたこと無かったけど人に聞かれると答えなきゃならないからいろいろ考えた。
話す内に、いつの間にか分からないけど、僕の中で最初からバンドも生活も分けられていなかったんだと気付いた。
根っこは、ちっちゃい時に絵を描きまくってたのと一緒の気持ちだと思った。


友達に「ブログ読みましたけど、高校時代暗かったって、そんな風には見えませんよ」
と言われたけど、今だって暗いこと考えてる。
2,3回会わないとキョドってしまうし、考えすぎてしまって、人の前で自分が考えてる事説明するの苦手だし。
ただ昔のネガティブなだけだった自分に復讐してるだけなんだと思う(笑)。


「雨降る.Fes」はアムのEP発売記念イベントだった。
だけど、主催者さんに「おめでとう」って言わなかった。
「開催に至るまで大変だったと思うけど、お疲れ様です」と伝えた。
それでよかったのかどうか分からないし、考えても仕方ないという結論に達したから、もういい。


家に帰って深夜。
お風呂沸かして入ったら、あまりに荷物が重たくて肩が内出血してた。
どたまかちわるのも大変だなーと思った(笑)。