■こないだのライブでバイナリキッドやった話

ハロー! ヒロポです!
2015年8月23日、高円寺で未確認レコードのイベントでソロライブやったよ。
次のライブは、もう少ししたらちゃんと書くと思うけど、あるバンドに加入したそのお披露目を11月21日・22日にやる。
けれど僕が作った歌やるのは高円寺のこの夜。この後は予定入れていないのだ。気合十分。


ライブではいきなり詩の朗読をしてみたり、ファミコンの「イーアルカンフー」に歌詞をつけて歌ってみたり、もちろん「コンピューターオバアチャン」とか新曲「しかくさんかく、んでもってまる」など自分で作った歌もやったりして、客席もにわかに盛り上がってくれてた。
その盛り上がりが最高潮に達そうとしたそのとき、僕とずっとバンド活動しているミシガンが会場に現れた。
彼との付き合いはかれこれ15年にもなる。
僕もだけどミシガンも非常にめちゃくちゃなやつで、音楽理論は知らないしコードはCが「ド・ミ・ソ」ということくらいしか知らないんじゃないだろうか。
けれど、すばらしい曲を作る。
読書中は声をかけても集中しきっていて相手にならないくらいだからか、すばらしい歌詞を書くし、歌もうまい。
でもメールの返信は基本的にないし連絡とれない。
そのくせ、毎年クリスマス・イブになるとうちにやってきて一緒に過ごしている。
そんなミシガンが現れたわけで、飛び入りしてもらって僕と彼とではじめたバンド、バイナリキッドの歌をふたりでやった。
「君が描いたマンガの世界」と「333カラトビウツレ!」。
ミシガンが現れるのが分っていたかのように、そういうセットリストだったんだ。
リハも打ち合わせも何もない本番ながら、ミシガンとの演奏はすごくよかった。
ハーモニーだとか、掛け合いだとかは当たり前で、もっと何か僕らだけが持つ正体不明の力みたいなものがよかった。
演奏が終わって、中華屋でご飯食べた。
餃子とから揚げとホイコーローとマーボー豆腐とユーリンチーをご飯お替りして食べた。
また一緒に、正体不明の美しいことがやれたらいいな、と、僕はいつもいつも考えている。