つげ義春ファンクラブ@ホルモン屋

結局、いまだ区画整理されていないという、昭和の名残のある飲み屋街へ行く。
メンバーは、管理職の先生、図工の先生、用務員のアニキ、そしてヒロポである。
かなり、濃いメンバーであるといえる。当校屈指の人材だ。
カルビとか、ロースとかもあるけど、なんかヘンな名前の肉がたくさんあるので、アニキがつぎつぎと怪しい呪文のように頼む。
「しろはつてーるがつこぶくろなんたらかんたら・・・」
炭焼きなので、柔らかい。うまいうまい。
管理職の先生が突然、「『ドリーム仮面』ってマンガがあってさぁ・・・。」と話しかけてきて、ヒロポは驚いた。
ドリーム仮面を知っているとは!!
と言っても、普通、ヒロポの年代の人(05年で25歳)は知らない。そして、いわゆる「消えたマンガ家」(しかも一発屋)なので、当時毎週、週間少年ジャンプを読んでいた人でさえも忘れているだろう。ヒロポは偶然立ち読みした本で、紹介されていたのが気になって、以前、購入した。そのときのことも確か日記に書いたはず。
なにやら、『ドリーム仮面』の作者は、管理職の先生の遠い親戚にあたるそうだ。(スゴイ!)
まだご存命とのことだが、管理職の先生もお会いしたことがないとのこと。
ドリーム仮面』は、子どもと、マンガに対する素敵な愛に満ち満ちた作品。
ヒロポはかなり絵を真似てるんです。