初めてのオーディション

こんにちは。
バイナリキッドのヒロポです。
今日は芸能事務所のオーディションに行ってきました。
なぜか一次選考に受かってしまったのです。
ヒロポはとても緊張しました。ガクガク震えました。けれど、他の人がオーディションを受けている間、受付のお姉さんに「お手洗い貸して下さい。」図々しくも会場にあるトイレへ行っておしっこをしました。(記念)
このトイレであの伊藤某さんもおしっこしてるのだと思うと、さらに緊張して、ちょっとしかおしっこが出ませんでした。なんだか膀胱やちんちんがかわいそうだったな。一方ミシガンは余裕そうで、すでに戦人の顔になっていました。




ヒロポたちのグループは、バイナリキッドの他に、歌手志望お兄さんとシンガーソングライター志望の女の子がいた。
まず、女の子が「絢香の歌を歌います。」と、歌い出した。うまかったけど、面接官が「なんで自分の歌を歌わないの?」と聞いたら、「自信がないので。」と言っていた。
次にお兄さんが、尾崎豊の歌を歌い出した。声が震えていた。「自分は書道の個展もたまにしていて、そういった…エンターテイメントな歌手…。」なんだかよく分からない感じになっていた。


最後に、バイナリキッドが立ち上がって、「本当はファミコンの音でやっているんですが、今日はアカペラじゃないとダメだと言うことで。みなさんどうかファミコンの音を想像して下さい。では、バイナリキッドで、ゴリンジューボーイ!」
ヒロポがそう叫ぶやいなや、口で「ピッピコ!ピコピコ!」と歌いだした。ミシガンは頭の狂ったようなダンスをはじめ、ヒロポはさっきまで座ってた椅子をボカスカ叩き、サビでは面接官の一番偉そうな方に掴みかからんばかりの勢いで大絶叫をした。


質疑応答では「ボイストレーニングはしていますか?」と聞かれ、ヒロポは「していません!」と即答した。いろいろ聞かれたけど、我ながら始終いさぎよい受け応えだったな。
最後に、頼まれてもいないのにバンドのプロフィールとDVD『ただし魔法は尻から出る』を渡したよ。
ミシガンが「第2ボタンが無いのはなんで?」と突っ込まれてて、「あ、無くしちゃいまして!」これまたいさぎよい返答で、まことに清々しかった。ミシガンが喋ったのってほぼコレだけだった。


ヒロポとミシガンは「ありがとうございました!」「よろしくお願いします!」と叫んで、颯爽と部屋を出た。




瞬間、大笑いしました。


(写真は、事務所の近くにあったエッチそうなブランドのお店の前にて。記念撮影♪)