ちょっとずつだけど、ペースを掴んで、ミシガンと新作に取り掛かっている。
隣で、ぐもパソコンカチカチしてる。
こんな時、友達の家に集まって、だまーって漫画読んで過ごした夏休みを思い出す。
こどもの頃の話だけど。
「最近のこどもは外で遊ばないでゲームや漫画ばかりでダメだ」
そう言われて育った僕たち。
結局、人付き合いが苦手で妙なものにカッコよさを感じ、全然売れる気配もないバンドをやるダメな大人になってしまった。
もうあの頃の楽しかった夏休みはとっくに終わった。
夢から覚めろ！
僕らはもう大人なんだ！
どれだけ過去が好きなんだ！
てめぇは一体どれ程の記憶を思い出せるっていうんだ！
宿題が終わらなかったあの夏休み。
どうやって誤魔化したのか覚えてもいない。
ダメな大人になった今、盆休みなんかもなく働いてはバンドに金をつぎ込んでいる。
去年も一昨年もそうだったから、来年もそうなんだろうとぼんやり思っている。
(そしてそうであって欲しい、とも思う)
今年の夏は名古屋でライブができた。
来てくれた方、音源購入してくれた方、ありがとうございました。
素敵なイベントを運営しているウカイさんお疲れ様でした。
会場だったKDハポンは前のバンドの頃からやりたかった場所。
スティーブジャクソンのモモジさんと坂本移動どうぶつ園の話をした。
三重ののび太さん、紙コップス、ミラーボールズ、何年かぶりに会った辻ちゃん、テンペストのマエポン。
東京でまた一緒にやるだろう、壊れかけのテープレコーダーズ。
ちくしょう、大人になっても楽しいことがありやがる。
もっと機械のようにやれたらな。
もっと精神をむき出す事ができればな。
死ぬ事を考える事が生きる事に繋がるのならば、僕らのやっている事はテクノってモノに生命を与える事なんじゃないかと思う。
本当に僕らの音楽を美しいと思ってくれる人がいるならば、ありきたりなモノばかり聞いている多数にぽかーんとされても構わない。
もはや僕らはそうなるしかない。
ちやほやされてうつつを抜かしている暇はない。
かっこつけすぎかな。
こんな事書くのはださいかもな。
しかし、素敵なモノ残さんと。
刺激的な音楽、生きている証のような音楽、もう聴く事ができない音楽、小手先じゃなく、生きていこうと思える音楽。
会いたいと思えば、また会えると思う。
僕やあなたが抱えている問題は、きっと夏休みの宿題100年分どころじゃない。
やべぇぞ！
■2011/09/26 新宿ロフト
「レッツゴー夢の果て！ vol.1」
予約 2000円/2500円+1ドリンク
18:30/19:00
Garaponzoo(松本章ソロユニット)
Boogie the マッハモータース
ラブイズオーバー（岩下優介+千布寿也+豊田茂+小銭喜剛+野田耕平）
Goat eats poem
ドタマカチワルド
VJ：ロカペニス
and more…
