久しぶりに映画館へ。
『天国の日々』を観た。
70年代のアメリカンニューシネマらしい。
主人公リチャード・ギアがめちゃ若かった。
将来、ハチ公の映画でも最後死んでしまうけど、この映画でも、やっぱり警官に射殺されて死んだ。
「がんばってもダメなんだ」
『天国の日々』だけじゃない、少なくともヒロポが観て来たアメリカンニューシネマの全てが、そんな気分にさせる。
ヒロポはバンドをやっている。
ヒロポには才能ない、努力もしない、つまりてめぇはダメだっつーのは最初からわかっている。
そんな気持ちの中、歌が浮かんでくる。
それを時々歌ってみる。
いい感じだったら他の人に聴かせてみる。
こんなの聴いて、みんなどんな気持ちになるんだろう、と思いながら。
バンドを始めた頃は「衝動」という武器が使えた。
今も使えなくないけど、「そんなんじゃダメ」というダークサイドが襲ってくる。
そこで現在、もっとも強力な武器として「執念」てのを手に入れた。
「ダメだろうがなんだろうがそれでもやるんじゃちくしょおおお」
てやつだ。
いよいよ新宿ロフトでライブやる日が近づいて来た。
2011年9月26日。
来て!
でかいところなので普段ライブハウスに行かない友達誘おうと思ったらバーベキュー行くって事で誘えなかった。
バーベキューいいな。
今度は一緒に行きたい。
みんなと仲良くしたい。
そういえば前のバンドの時、新宿ロフトのステージで焼肉焼いて客席にバラまいて大変な事になった。
あの時は衝動的な気持ちの中、焼肉バラまいてやるしかなかった。
次に新宿ロフトで演奏したのは「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミュージック・アワー」だった。
なんでか忘れたけどプレステぶっこわしてこれもバラまいた。
その時のライブの事を元マサ子さん・現アップルヘッドのマユタンさんがブログで「BEST OF DRIVE TO 2010」に認定してくださった。
(笑)付きで。
うれしかった。
けど、今度のライブでは何か焼いたり壊したりしないつもり。
作ったもの一生懸命やるぞ。
アニメーションとミュージック。
ロマンチックとセンチメンタル。
ユーモアとペーソス。
ほっといても大切なものは勝手に壊れる。
燃えるは執念。
壊すはド頭。
いい名前だろ、ドタマカチワルドって。
ムカつくアホどものドタマなんかかち割ってしまえ!
ダメな自分なんかドタマかち割ってしまえ!
きっと素敵なものが出てくる。
前回タイトルを地獄で書いたので今回は天国で書いてみた。
平日だから難しいかもしれないけど、でかいところなのでなんとか都合つけて来て!
●▼■2011/09/26月@新宿ロフト
『レッツゴー夢の果て! vol.1』
予約 2000円/2500円+1ドリンク
18:30/19:00
■Live
●Garaponzoo(松本章、小宮一葉、小銭喜剛)
●Boogie the マッハモータース
●ドタマカチワルド
●ラブイズオーバー(岩下優介、千布寿也、豊田茂from 嘘つきバービー、野田耕平
from URBANフェチ、小銭喜剛)
●Goat eats poem
●北村早樹子
■DJ
●山下 敦弘監督(マイ・バック・ページ)
●今泉力哉監督(たまの映画)
●COM.A
●俵田ジュン(ナショヲナル)
■お笑い
●ラ・サプリメント・ビバ
■art
●kagenome
■VJ
●ロカペニス
★ミュージシャン/ライターの松本章企画!来場者に出演者のマル秘音源プレゼント!