路上ライブ大成功 秋葉原のメイド喫茶親分(アル中)その2

このまま帰ろうかと思ったけど、前田くんも来てるし、そして、ハライソの梅田くんなんてワザワザ埼玉県から来てくれたからさ。やべー、やんなきゃな、絶対ってひろぽは思ったわけ。で、仕方ないから、別の道ばたでやろうってことになって、ギターをチューニングしたり、ドラムをセッティングしたりしてたんだよ。そしたら、後ろから話しかけてきたひとりの男。
「まさか、ここで演奏するんじゃないよね?」いやーまさか、そんなわけないじゃないですか…ハハ。(マジでこう言った。)
「ダメだよ、ここでやっちゃ!」今片付けてるんですよ〜ハハハハ。(我ながらカブいてるなぁ。)
「ん!?ちゃんとした楽器持ってるね。」(ミシガンのドラムを見て。)
どうやら、ミシガンのドラムは警備員の心を動かす程のドラムらしい、と言うことが分かった。スゲエやミシガン!一万六千円かけたかいがあったってもんだ!




しばらく秋葉原を放浪し、結局、駅の反対側、大人のおもちゃデパートがある方の出口で決行することにした。
ゴリンジュー・ボーイや、オーマイガーや、ベントラー、ふしぎなあのこ、君が描いたマンガの世界をやった。もちろん学ランで。ん?はずかしい??なんだとこのフニャチン野郎!え?私にはついてないもん、じゃねぇ!はずかしいわけねぇじゃん!周りはメイドさんや、わけわからんコスプレみてーなメガネやオタク野郎ばっかだよ?それに、特別ゲストで、明らかにアル中のおっさんが参加してくれたからね!





このおっさん、日本語らしきものをしゃべっているけど、何言ってんのかまったくわかんない。自分の事を親分だというし、「さんま」「テレビ」とか言ってるから、「さんまのからくりテレビ」の酔っぱらいコーナーにでも出たのかな?見覚えある方は御一報下さい。だいたい親分、ジャージが「メイド喫茶」だし、RED(バカ安い、薬くせーウイスキー)持ってるし、、、でも、バイナリ・キッドが気に入ったのかなんかわかんないけど、演奏(ノイズ&叫び)の間中、ずっと周りで踊ったり、通行人を威嚇したりしていた。こりゃーすげー。超パンクだわ。




そんなバイナリ・キッドを、通行人の人達はジッと見たり、写真に撮ったり、鼻で笑ったり、無視したりしていた。でも、かなりの人が立ち止まって見てくれたと思うよ。外国人もいたから、ひろぽは「ウィーアーバイナリ・キッド」「ァロー」「ナマステー」「シェシェー」「ファックオフー」「コニチワー」て言ったりしたよ。




しかし、ライバル出現!
マジでメイド服着た女の子が隣に現れ、客取りやがった!ちくしょーひろぽも一緒に写真撮りてーよ。でも演奏してるからなぁ。ところがさぁ、バイナリ・キッドは勝ったんだよ、メイドさんに!お客さんは一時メイドさんに流れたけど、また戻ってきたんだ!それに見てみな、メイドさんの周りは数人、バイナリ・キッドの周りは何十人も人が集まってる。これも、応援してくれた前田くんと梅田くん、それにアル中の親分のお陰だよ。






クタクタになったひろぽとミシガンは、演奏を終えて、前田くんと梅田くんと一緒にメイド喫茶に行ってみた。悪いが親分は連れていかないよ。前田くんは最初「おめーらメイド喫茶行ったことねーのかよダッセキッショほんとガキ」とバイナリ・キッドを口汚く罵ったが、いざ行こうと言うときになると目がこれでもかと泳いで「工藤さん、ホントに行くんすか今日はやめときましょうよオロオロ。」と意気消沈、そんな時に、自称「メイド喫茶にむしろ住んでいる男」梅田くんの登場となった。しかし、梅田くんも実はメイド喫茶をよく知らず(ハライソは嘘吐きバンドや!)入った店は、超ミニのブレザーそれに動物耳をつけたギャルがタメ口で接客するスクールカフェ。なんかAVでみたことありそうな店のセットや、あまりの負のオーラを撒き散らすふぬけたオタクの客どもに憤慨し、我々4人は店をぶち壊し、全て弁償、警察に一晩厄介になることになった。
というのは冗談で、ホントはひろぽひとり別にどーってことないよーってそぶりをしながらも実は超楽しんでいたのでした。
うっひょー!オセロ(2000円)してぇ〜



じゃまたみんなあいましょう。


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サンキュー!

左から
風邪気味ミシガン 親分 頭の形が変なひろぽ




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