7月7日、今日は僕の友達の誕生日。
8月1日の西荻窪の事、忘れられない。えっと、もう何年前だっけか。やっぱ忘れてるみたいwwwすまんwww
妹から泣きながら電話がかかってきて、不思議と僕はすぐに君がいなくなったことが分かった。一瞬で次の言葉を覚悟した。妹が泣いてる理由は、やっぱり僕が思った通りだった。
身体中が「ゾクッ」として、信じたくない気持ちもあったけど、妙に納得してしまった。ずいぶん具合が良くなってきてたのにな。そんな時が危ないっていうけれど、ほんとにしないでよかったのに。
僕はあの時、君に何かもっといろいろ出来たんじゃないかなんて、都合のいいこと考えてしまう。
きっと、君が思っているよりもたくさんの人がそう考えていると思うよ。こんな考え、本当に都合が良すぎるけどさ。
毎年7月7日は若草公園のベンチで何時間も話したっけ。最後の誕生日は会えなかったよな。僕、東京いたし。君は病院だったし。病院でもさ、携帯くらい持たせてくれてもいいのにね。
8月に大分に帰るから、君ん家行こうと思う。
君のお母さんが、冷たい麦茶くれると思う。
今回は部屋にも入れさせてもらうよ。貸してたマンガあったら返してもらうよ。その代わりに、お土産持っていくからさ。いいもんあげるよ。
今年の夏は、大分ではじめてライブするんだ。やってるんだよ、バンド。あの頃はバンドなんてまだまだ妄想だったけど。
そういえば、ATHALLって、若草公園のすぐ近くなんだってさ。僕たちがいた頃、なかったよな。そんな事まで妄想できなかったしさ。
いや、ほんと、君の事、考えないようにしてるんだけど、なんかが僕には出来たんじゃないかって事、考えてしまう。どうしても。